人生は万事上がったり下がったり~人間万事塞翁が馬~

何が幸いして何が禍するか分からない。幸いの時期と禍いの時期を読み解く仕事をしております。

住みにくい世の中を、束の間でも住みよくせねば。

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「占師」です。東洋思想(陰陽思想&五行思想)を使い、「この世で生きていく術」を冷静に語る、至ってまとも過ぎるほどの「占師」をしてます。

 

 秩序もルールもなくって公私の区別もなくなり、理性があっても総攻撃でやってくる感情論には勝てず、混沌とした世の中にまい進中の現代。それもまた自然。

 

 流れに逆らうことないですが(そんな力はないので)、それもまたクールに受け止めて生活をしております。「いつでも冷静であれ」がモットーですので、なかなか熱くなりません。

 

 まるで「ブラックペアン」の「ブラックニノ」のように。(あ、嵐のファンの方すみません) 
      
   『「あの世」の話しをしてるんじゃない!「この世」の話しをしてるんだよ!』
という感じでしょうか(笑)

 

 

 

 

 乙卯日。5月、立夏を過ぎて小満を迎えたのに雨が降れば肌寒く、昨日は暖房を入れてしまった。

 

 夜には、せっかく洗濯して仕舞っておいた冬の毛布までひっぱり出してしまった。

 暑い夏は嫌いなので、このまま秋になればいいのにな~と、暦は自然の通り、夏は暑く冬は寒くじゃないと駄目なんだよね~と分かっていても秋が恋しい私です。 

 

 

  山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。

智(ち)に働けば角かどが立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通とおせば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。

人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣(りょうどなり)にちらちらするただの人である。

ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげて)、束(つか)の間(ま)の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。

 夏目漱石草枕」から

 

 住みにくい世の中だからこそ、「この世を少しでも心地よく生きていく術」をお伝えさせて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

開運専門推命師 落合美惠